専門職の到達目標はどう設定する? 【視点の掛け合わせ】

  介護コラム  

🤔「社員教育が必要なのは分かったけど、教育は手段でしょ?どんな人材の育成を目的とする?」

確かに、教育や勉強とは何かを達成する手段であって、目的ではありません

専門職にどのような人材になって欲しいか

これが、会社の設定するべき、専門職の到達目標になります。

今回は、その考え方を【2つの視点の掛け合わせ】で説明していきます!

専門職の理念

専門職に関連する理念は、それぞれの協会から発信されていることが多いです。

看護師

「出典:日本看護協会とは 公益社団法人 日本看護協会」

事業案内 | 国民の皆さまへ | 公益社団法人日本看護協会

理学療法士

「出典:協会の理念 公益社団法人 日本理学療法士協会」

協会の理念|協会について|公益社団法人 日本理学療法士協会
「協会の理念」のページです。協会の理念をご紹介します。

介護福祉士

日本介護福祉士倫理綱領

1.利用者本位、自立支援
2.専門的サービスの提供
3.プライバシーの保護
4.総合的サービスの提供と積極的な連携、協力
5.利用者ニーズの代弁
6.地域福祉の推進
7.後継者の育成

「出典:倫理綱領 公益社団法人 日本介護福祉士会」

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それぞれの専門職に、それぞれの理念があります。上記は協会の理念ですが

その理念の考え方は、資格取得の段階で教え込まれることでしょう。

では、専門職は専門職の理念だけを追い求めれば良いのか?

それは違います。自分の立場に合わせて考えていく必要があります。

ほとんどの専門職は会社員です。

会社員とは、会社に雇用されて働く人のことを指します。

会社には、その会社を起こした意味があります。存在意義があります。そこには理念があります。

詳しくは、下記の「理念の浸透」部分を参照

会社の理念

会社の理念とは

「どのような社会が実現されるべきか?」      ⇨将来のあるべき姿
「会社はどのようなことをするべきか?」      ⇨会社の使命、目的
「どのような価値観を持って行動するべきか?」   ⇨具体的な指針

といった内容が含まれます。

つまり、会社員になるということは

その会社の方針に従い、その目的を通して、社会に価値を生み出す

ために働くことになります。

その時、専門職は、専門職の理念だけを追い求めれば良いのでしょうか?

会社には会社の存在目的があり、使命があることを忘れてはいけません。

2つの理念の視点を掛け合わせる

専門職の到達目標

専門職の理念✖️会社の理念

この掛け合わせで考える必要があります。

専門職の理念から外れることなく、会社の理念を意識した到達目標の設定

これが、専門職の目指すべき到達目標になります。

私の場合理学療法士なので

理学療法士の理念を持って

会社のサービスの質向上を図り、地域の福祉を発展するという理念の

達成を図る到達目標を掲げました。そのように到達目標をしっかり決める

自ずと、「どのように行動するべきか?」見えてきます。

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