介護事業所における教育の必要性 信頼の視点から

  介護コラム  

🤔「介護事業所で教育って必要?時間もかかるしお金もかかるし…そんなに手をつけられないよ」

介護事業所においても、教育は必要です!

それは、あなた自身がお店を選ぶように、介護事業所も誰かから選ばれているから

です。

客が選びたくなるお店とは

飲食店には、誰しもが行ったことがあるかと思います。

誰だって

😙「なるべく良いお店で食事したい!」

と思いますよね?

良いお店とは、高い・美味しい料理が出るお店に限ったことではなく

  • コスパの良いお店
  • 雰囲気が良いお店
  • 良い店員がいるお店

など、その時の状況によって求める価値にあったお店を

人は選びます。

私達は、どのように良いお店と判断しているでしょうか?

例えば


  • 安い
  • 美味しい
  • キレイ
  • 駐車場が広い
  • 店員さんの対応が良い

などなど、様々な要素が考えられます。

逆に、どのように悪いお店と判断するでしょうか?


  • 高い
  • まずい
  • 汚い
  • 駐車場が狭い
  • 店員さんの対応が悪い

などの要素が考えられます。

更に、私達は良いお店と判断する時に良い要素の一つのみを求めません。

😃「あのお店って、安くいのに美味しいんだよ!」

😄「あのお店って、ちょっと高いけど、料理が美味しくて、すごいキレイで雰囲気が良いの!」

と、ほとんどの場合で、良い要素が複数あるお店を選ぶはずです。

しかし、私達は、悪いお店と判断する時は、一つの要素のみで選択肢から消してしまいます。

😡「あの店の店員がイラつくから、絶対あの店には今後行かない!」

と、店員の対応が悪いという一つの理由のみでお店に行かなくなることもありますよね。

つまり、店員・従業員の対応が悪いというのは

選ばなくなる理由に十分になり得るということです。

客は従業員をどのように見ているか

お客さんという立場から、お店の従業員を見るとき

例えば

【東京ラーメン】というお店で働いている【従業員Aさん】

がいたとします。

その時、お客さんからは

【Aさん】

として見ていません。

【東京ラーメンの店員】

として見ています。

つまり、【Aさん】の接客対応が悪かった場合

😡「Aさんという店員の対応が悪い!」

という話にはなりません。

😡「東京ラーメンの店員の対応は悪い!」

という話になります。

私達は、その様に判断して見ています。

飲食店に行った時、たとえ料理のコスパが良かったとしても

ホールスタッフの態度が異常に悪かったら

その飲食店に行かなくなる理由に十分になり得ますよね?

介護業界で考える

お客さん⇨利用者さん

店員⇨職員

に置き換えられます。

介護業界では、利用者と関わるのみでなく家族とも関わる機会があります。

職員が行う、その利用者や家族への対応によっては

選ばれなくなる理由

十分になり得るということです!

利用者や家族にとっては【Aさん】という様に個人として見られず

【〜事業所の人】という括りで見られます。

つまり、一職員のサービスや対応がその会社の全て

として見られます。

だからこそ

教育が必要

です。

他事業所や利用者とその家族への対応でマナーに反した行動を取る

のは、多くが事業所のルールを明確に示していなかったり

指導体制が整っていなかったりすることが原因です。

教育の体制を整え、事業所全体の質を高めていかければトラブルが発生します。

そのトラブルは社外からの信頼を落とし

生産性も低下する

そんな不利益をもたらすものです。

結果的に、選ばれない介護事業所

にならないよう、教育の体制を整えることは必須です。

画像引用元

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