🥲「旧LIFEからバックアップファイルを抽出して、新LIFEにインポートしようとしたら『最新のファイルではありません』という表示が出てきてしまう…。」
と悩まされていませんか?実は「暗号化キー」を先に設定してしまうと、旧LIFEからのバックアップファイルをインポートできなくなってしまう仕様になっているとのことです。(LIFEヘルプデスクの回答より)
つまり、暗号化キーを設定する前に旧LIFEから抽出したバックアップファイルを新LIFEにインポートする必要があるのでご注意ください。
新LIFEシステムへの移行作業時に注意するべき暗号化キー設定のタイミング
引用:https://life-web.mhlw.go.jp/help
上記の手順書の中に「暗号化キーの設定」のタイミングや注意点は記載されていません。よって、ユーザー側で注意する必要があります。
筆者は「手順書のNo.3-4」の段階あたりで、新LIFEのポップアップに促されるままに暗号化キーの設定を行なってしまいました。そして「手順書のNo.3-10」でバックアップファイルのインポートができないことに気づきます。
LIFEヘルプデスクにお問い合わせをしたところ「実は、暗号化キーの設定前に旧LIFEのバックアップファイルをインポートする必要があった。」ということだったのです。
これから旧LIFEから新LIFEに移行作業を行う方は、先に暗号化キーを設定しないように注意してください。
先に暗号化キーを設定してしまった場合はどうすれば良い?
解決方法は、介護ソフト(ワイズマン等)から全利用者の基本情報をcsv出力して、新LIFEにインポートし、操作職員情報と記録職員情報については手動で再設定することです。
介護ソフトからのcsv出力とインポートの方法については、旧LIFEで新規利用者を登録する時と同様です。作業としては旧LIFEで行なっていた内容と変わりありません。
詳しくは以下のページの「個人情報について[zip]」のpdfに記載があるのでご確認ください。
介護ソフトが無い場合はどうすれば良い?
ワイズマンのような介護ソフトが無い。かつ、暗号化キーを先に設定してしまった場合は、かなり大変ですが、全ての利用者情報を手入力する必要があります。
その方法は、以下のcsvファイルに指定された情報を打ち込み、手作業で作ったcsvファイルをインポートすることです。⇩
例文は⇩
細かな記入の仕方については、以下のページの「個人情報について[zip]」のpdfに記載があるのでご確認ください。⇩
手入力する際の注意点を挙げると以下のとおりです。
- 上記の手入力用のcsvファイルをメモ帳で開く
- 「”」(ダブルクォーテーション)に挟まれる形で記載されている日本語の部分を、登録する利用者の値に変更する。
- 1人分の情報を入力したら、改行してから次の利用者情報を入力する。
かなり根気のいる作業が必要になるため、介護ソフトを入れていない場合は特に暗号化キーを入力するタイミングに気をつけたほうが良いでしょう。
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