探す時間は何も生産していない。
つまり、何かを探している時間は生産性を低下させています。
詳しくは↓の記事を参考
よって、表・一覧は誰がいつ見ても分かりやすいモノを作り上げることが重要です!
今回は
排泄用具一覧表
をテーマにします。
ダメな例
今回は、ショートステイ利用者の使用している排泄用品一覧
という設定にします。
例として
利用頻度は月に1週間程度の人
- 河西〜さん
- 鈴木〜さん
利用頻度が月に3週間程度の人
- 小林〜さん
- 望月〜さん
- 渡辺〜さん
という設定にします。
その時、この表は、どの点において分かりにくいでしょうか。
この表のダメなポイントは
- 名前の順序が決まってない
- 利用頻度が少ない人と多い人が同じ様に強調されている
この点において非常に必要な用品を探しにくくなっています。
(しかも、実際はもっと人数が多く、利用用品は時間によって違うので、探すのに時間がかかります)
良い例
ダメな例を改善しました。
改善点は
- 名前を 50音順 にした
- 利用頻度が高い人の表示を強調した
- 利用頻度が低い人の表示を控えめにした
です。
これだけでも、見やすくなります。
見やすくなると
探すという生産性の無い時間を減らすことができます。
😡「そんなことしたって、介助する時間は変わらないでしょ!」
という意見もあるかと思いますが
介助は、サービスを生産しているので良いのです。
要点は
何も生産していない時間を減らすこと
です。
探す時間が、一人当たり30秒かかっていたことが5秒にまで短縮できたら
25秒の無駄な時間削減になります。
それが1日に3回なら75秒
更に、表を活用する人が5人いたら、75秒✖️5=375秒 6分15秒
の時間を創出することになります。
結果的に、サービスにかけられる時間が増え
短時間でサービスを提供しなければならず、業務に追われる感覚が少し楽になるはずです。
まとめ
生産性を上げるというのは、こういった
無駄な時間の削減
も大きな効果を発揮します。
できることから業務改善を行い
少ない人数で多くの利用者さんを介護する時代に備えていきましょう。
効率化は
ムリ・ムダ・ムラ
の3Mを改善することです。
業務改善を元にアイデアを生み出していきましょう。
きっと、できることがあるはずです。
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000679148.pdf
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