「上司と考え方が合わない。イライラする。」という悩みを抱える方は少なくないのではないでしょうか?
本記事では、上司に対するイライラを解消する考え方について解説をしています。
具体的な考え方や書籍も紹介しているため、気になる方は一読して参考にして頂ければ幸いです。
上司の仕事を知りましょう
簡単にストレスを解消するには、「管理職 役割」など、上司の仕事についてでググって調べることです。トップ10ページくらいを見てみると上司・管理職の役割や仕事について分かるでしょう。
調べることで「その上司が適切な仕事をしていても、適切な仕事をしていなくても」ある程度ストレスが解消されます。なぜなら、どちらにせよ納得できるからです。
一般的な管理職の役割は主に以下のような内容に集約されるでしょう。
- 業務管理
- 理念共有
- 教育
上司の行動がこれらに基づいたものであれば、それは上司や管理職としての職務を果たしているということになります。
適切な仕事をする上司の場合|業務管理・理念共有・教育の観点から
仕事上、確実にこなさなければならない業務があったり、企業の理念を守る行動をしなければいけないのが管理職です。
「なんで〜の仕事をやっていないんだ」「なんで〜をしたんだ」
と上司から指摘されることもあるでしょう。そういった時、自分に対し
「自分の行動は業務管理の観点から問題のない行動であったか?会社の理念に則する行動であったか?」
と自分自身に問いかけてみる。
そうすることで上司の意図を汲み取ることができる可能性があります。また、教育という観点から指摘を行なっている可能性もあるでしょう。
指摘の意図が分かると、「相手の考えている正しさ」に共感でき、ストレスが軽減されるのではないでしょうか。
適切な仕事をしない上司の場合|役割の放棄
一般的な管理職の役割から一切関係のない視点から指摘したり、怒ったりする上司・管理職もいるかと思います。
その場合、管理職としての職務とは関係なく行動を起こしているという可能性があるでしょう。
管理職が行う「管理やマネジメント」は、組織に成果を上げさせ、社会に貢献するために行うものです。そのために業務管理や理念共有、教育を行うのです。
これらの観点からズレた行動を取っているのであれば管理職の役割放棄と言っても過言ではないのではないでしょうか。
上司の役割を知ることがストレス解消につながる
上司・管理職を役割を知ることで、行動の判断基準を理解できるかと思います。そうすると「適切な仕事をする上司」であっても「適切な仕事をしない上司」であってもストレスを感じにくくなるはずでしょう。
「適切な仕事をする上司」であれば、その方の発する言葉や行動の意図を理解していくことで自分自身のスキルアップにつながります。
「適切な仕事をしない上司」であれば、反面教師とすると良いでしょう。
管理職が適切な管理やマネジメントについて学んでおらず、組織が崩れてしまうという状況は少なくないのではないでしょうか。
しかし、管理やマネジメントが適切ではないからといって指示を無視することはできません。一般的な組織形態の場合、上司に従わなければなりません。
管理職ではない一般職には「遂行責任」が課せられるからです。それが一般職の役割です。
指示を無視し、勝手な行動を取ってしまっては職務放棄になってしまいます。一般職が行うべきは「自分勝手な決定」ではなく「上司に対する提案・説明」です。
たとえ、適切な管理が行われておらず、遂行ができないような無理な指示があったとしても「上司に対する提案・説明」を行うことが大切です。
相手の役割や仕事を知り、同時に自分自身の仕事や役割を知ることが大切になるでしょう。
具体的な上司に対するイライラを解消する考え方
適切な仕事をする上司に対してであれば
🤔「なるほど…管理やマネジメントの観点から上司の持っている視点が大切になるかもしれない…。」
というように自己成長につながるような考え方をすると良いでしょう。
適切な仕事をしない上司に対してであれば
🤔「あぁ…この人あまり管理やマネジメントの勉強していないんだな。こっちから提案や説明をして導いてあげよう。」
というような、自ら導く視点を持って関わる考え方をすると良いでしょう。
相手の仕事や能力を知り、理解することで「なぜ?」という疑問から生まれるストレスが解消されるのではないでしょうか。
また、マネジメントとは一方的に上司から部下に行われるものではありません。
マネジメントの父と呼ばれるP・Fドラッカー氏も「成果を出すためには、部下こそ上司をマネジメントしなければならない」と提言したこともあります。
マネジメントは一方的なものではないという意識を持つことも大切ではないでしょうか。
それでも上司にイライラする! という時の考え方
「こうでなければ」という、自分の人生や、相手への期待も、それだけならただの「判断」。それはアタマの中にしか存在しないから「妄想」です。妄想にすぎない「判断」に執着して、今なお、自分や相手を苦しめているーそれが真実の姿です。
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 草薙龍瞬
どうしても上司に対するイライラが収まらないという方には「反応しない練習」を読むことをオススメします。
ベストセラー書籍であり、感情に対して非常に論理的に解説されているため、きっと良い参考になるかと思います。
まとめ
上司と合わず、イライラしてしまう時の考え方は
- 相手の仕事や役割を知ること
- 自分の仕事や役割を知ること
- 相手のことを理解した上で考え方を変えること
- 「反応しない練習」を読むこと
という解説でした。
これらの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。本記事をお読みいただきありがとうございました。
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